美容に役立てる朝食
新生活で慌ただしい朝を過ごしている方も多い時期ですね。忙しいとつい欠食してしまったり、飲み物だけなど簡単なもので済ましてしまいがちですが、美容のためにも朝食はぜひとも取りたいものです。朝食は「食べる美容ケア」ともいえます。

きちんと朝食を取るメリット
朝食を取ると体内時計がリセットされます。ホルモンの分泌のタイミングが正常化されたり、自律神経のオン・オフが整いやすくなったりするといわれています。朝からしっかりと体温が上がり代謝もアップすると、日中の活動がスタートしやすくなるとともに、夜は睡眠の質が上がり、肌荒れやくすみが起きにくくなるといった美容につながる効果が生まれます。また、朝食を取ると腸が動くスイッチが入り、便秘になりにくくデトックスに結び付くのもうれしいポイントです。
美容に良い朝食のポイント
①炭水化物・タンパク質をそろえる ②野菜・海藻・キノコ・果物でビタミン・ミネラル・食物繊維を意識 ③発酵食品で腸活強化 ④よくかむ ⑤水分補給も忘れない──の五つがポイントです。
朝食でタンパク質を取ると、睡眠中に細胞などの修復に利用されて減ったタンパク質を補給でき、修復活動の仕上げができるといわれています。大切なのは、タンパク質と炭水化物を一緒に取ることです。血糖値を安定させながらエネルギー源を確保でき、脂肪の合成が起きにくく太りにくい体づくりにも役立つと考えられます。また、消化・吸収のスピードが穏やかな固形や半固形の食品でタンパク質を取ると、腸への負担が少なく、肌や髪の合成に役立つアミノ酸を持続的に供給できると考えられています。例えば、卵1個+納豆1パックや、ヨーグルト+サラダチキンの組み合わせで朝に取りたいタンパク質量15~25gを摂取できます。表情筋を鍛えることにもつながるため、ゆで卵や焼き魚、厚揚げなど、よくかめる食材を取り入れるのも良いですね。
管理栄養士・フードスタイリスト●大槻万須美
引用元「JA広報通信」