コラム日和
知っておきたいマナー集
子ども連れのマナー
5月5日はこどもの日。ゴールデンウイークに家族でお出掛けすることもあるでしょう。小さなお子さんやお孫さんを連れているときのマナーについて考えてみましょう。
ベビーカーで公共の乗り物に乗るときは、混雑時を避ける、抱っこひもと併用する、狭い場所では声掛けをする、などして周りも赤ちゃんも気持ち良くいられるようにしましょう。
もう少し大きくなってくると、電車やタクシーなど、座席やお隣の方に靴の汚れを付けないよう、座り方にも注意します。飛行機や映画館など、前後にシートがある際も、足をブラブラして席を蹴らないよう気を付けましょう。
グループでお出掛けのときは、ついママ同士のおしゃべりに夢中になってしまいがち。その間、子どもたちだけで走り回って騒いでしまうことも。けがにもつながるので目を離さないようにしましょう。
スマートフォンも同じです。お出掛けのための調べ物や、急を要する返信もあるでしょうが、せっかくの楽しい時間は、画面よりお子さんに顔を向けて過ごしませんか?
近頃は、公共のおむつ替えトイレも増えて便利になってきました。おむつ用ペールがない場合は、ごみ箱に捨てずに持ち帰ります。
外食先には子連れフレンドリーなお店を選ぶと思いますが、大声を出さない・店内を歩き回らない・器を丁寧に扱う……、といったマナーを教えるチャンス。お店に入る前に子どもとお約束をしておくといいでしょう。
和文化講師●滝井ひかる
小さい子どもを連れてのお出掛けは気を使うものです。どんなに気を付けても迷惑を掛けてしまうことだってあります。そんなときは「ごめんなさい」と「ありがとう」を忘れずに。周りも、かつては同じように子どもだったことを思い出し、小さなレディーとジェントルマンの成長を温かく見守りましょう。
引用元「JA広報通信」